「色」の意味と様々な効果
2017/06/28
こんにちは!スマイルホームページ デザインチームです。
前回、こちらでデザインの重要な要素であるタイポグラフィ(フォント)についてお話させて頂きました。
今回は、もっと日常に密着した「色」の効果と組み合わせについての記事を書かせて頂こうと思います。
みなさんも毎日の生活のなかで、たくさんの「色」を目にしていると思います。
そもそも色とは何か?
モノが目に視えることというのは、物体に反射した光が目を通して網膜に伝わり、脳が映像の処理をして「見える」という仕組みになっています。
色は、その光の波長の差によってできた様々な色彩です。
紫外線とか赤外線とか、一度は聞いたことがあると思います。
また、日本人の虹彩(瞳の中の色を知覚する器官)は、欧米人に比べて細胞の数が多く細かい色の差を認知しやすいという説もあります。その代わり狩猟民族である欧米人は、農耕民族である日本人に比べて、明るさ・物の形をみる能力が優れているともいわれています。
それでは、色の持つ効果にはどのようなものがあるのでしょうか?
今日は、基本的な4色をご紹介させていただきます。
まず普段の生活の中でもよく目にする「赤色」。
「発展、元気、活発、情熱」など前向きでポジティブなイメージの反面、
使いすぎると攻撃的な印象にもなってしまいます。
また、白と組み合わせることで日本では古来からお祝いごとに使われてきた色でもあります。
次にご紹介するのは、「黄色」。
黄色は、最も自然光に近い色です。
「楽しさ、希望、前向き、喜び」など、見る人にポジティブで楽天的なイメージを与えることができます。
また、この色は他の色と組み合わせることでも大きな力を発揮してくれます!
たとえば、特売セールのPOPやチラシでよく使われる「黄色×赤色」の組み合わせ。
こちらは、交感神経を刺激し注意喚起を促す黄色の特徴と、「購買色」とも言われ感知しやすく印象に残りやすい赤色の特徴をうまく組み合わせたものになります。
次に、こちらもよく目にする「青色」。
「知性、信頼、冷静、集中」など、心を落ち着かせるイメージが特徴です。
沈静色といわれ、高ぶった気持ちを落ち着けてくれる色なので、信頼性を重要視する企業のロゴマークにもよく使用される色です。また、集中力を高めてくれる色なので受験や試験勉強など、青色のペンを使うと効果があがるという研究結果もあるようです。
余談ですが、青は自然の食べ物のなかにあまり存在しない色なので、食欲を減退させる色とも。。。
ダイエットには効果てきめんかもしれません!
最後にご紹介するのは、「白色」。
一見、「頼りない、味気ない」などネガティブなイメージもありますが、
最初にお話した色の波長を全て含むのが白なので、実はとても強い色。
暗い色を引き立てるのにも、明るい色をまとめるのにも使える万能色です。
白色には「清潔感、神聖、信頼、希望、未来」などの効果があります。
ウエディングドレスや白無垢を想像してもらえると分かりやすいかと思います!
企業系サイトのページがほとんど白なのも、清潔感や信頼感を演出できるためです。
いかがでしたか?残りの色についてはまた次回ご紹介させて頂ければと思います。
簡単に様々なイメージや効果をつけることができる色彩。
デザイン以外にもファッションやインテリアなどでも気軽に取り入れられるので
ぜひ楽しんでみてくださいね!
↓↓「色」の意味と様々な効果【その2】はコチラから↓↓
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